「じゃあ……私、部屋行くね」 『あ、うん……』 もう、ここから消えとこうと思った。 さすがに邪魔をするのは悪い。 『いや、ひかりも来いよ』 「は………い?!」 お姉ちゃんの彼氏…あぁ、長い! が、私を呼び止めた。 『聞きたいことがあるんだよね』 彼はニヤッと笑った。 お姉ちゃんは「?」を浮かべたが、そーゆー性格なので、 『じゃぁ、行こっかー』と、 私の手を引いた。