翌日、優貴を連れて東京へ戻った。 優貴の荷物は、優子の両親が送ってくれるらしい。 今日は日曜日。 時刻は18:00。 藍がきっと、おいしい晩ゴハンを作ってオレの帰りを待っていてくれている。 今日が、藍の作った晩ゴハンを食べる最後の日になるだろう。 『結婚しない』と藍に告げたら、藍はどんな顔をするだろう。 優貴を見て、何を思うだろう。 恨まれて当然。 嫌われて当然。 分かっているけど、藍だけには恨まれたくない。 嫌われたくない。 愛する藍だけには。