ずっと、好きでいる。










「・・・・・・・・・・・裁くって・・・・・・・。 お義母さんのやり方は、ただ子どもを抑圧しているだけじゃないですか?? 反省させなければ意味がない。 こんな、上から叩き潰す様なやり方・・・・・・・・反省を促すどころか、性格を歪ませ兼ねない」







お義母さんのやっている事に、どうしても共感が出来なくて、被害者の父親のハズのオレがお義母さんに反論をする。







「・・・・・・・・・・・お父さんはオレの味方じゃないの??」







優貴が、不信感を露にした視線をオレにぶつけた。







「味方だよ!! 味方に決まってるだろ!!」







優貴の肩を掴むと、その手を思い切りよく振り払われてしまった。







「言ってる事とやってる事が違うじゃん」







優貴にはそう見えたらしい。 ・・・・・・・・・・いや、誰が見てもそう見えるだろう。







オレはまた、優貴の信頼を失ってしまったのかもしれない。