ずっと、好きでいる。











------------------学校に着くと






『待ってました』とばかりに、困った顔をした教頭先生に、校長室ではなく視聴覚室に案内された。







視聴覚室には、既にいじめをした子どもたちとその父兄が並んで座っていて、机を挟んで向かい合う様に優貴とお義母さんが座っていた。







「優貴、大丈夫か??」







優貴の隣の椅子に腰を掛けながら、優貴の肩を撫でる。







「うん。 やっぱちょっと痛いけど、殴られる準備はしてたから。 おばあちゃんに『証拠が必要だから、2・3発は我慢して受けて』って先に言われてたし」







『ホレ』優貴がTシャツを巻くってサポーターを見せた。







お義母さん・・・・・・・・・優貴にワザと殴られるように指示したのか・・・・・・・。







それってどうなんだろう。