ずっと、好きでいる。








「・・・・・・・・・・・・・・」







あんなに意気込んで来たというのに、言葉に詰まる。







チラっと優貴の方を見ると、優貴が口パクで『だっさ』と言った。







・・・・・・・・・・・クソガキ。







見てろ!! 土下座でもなんでもして藍を必ず・・・・・・・・・って、土下座してる時点で相当ダサい様な・・・・・・・・・イヤ、もうどうでもイイわ。 ダサかろうが、カッコ悪かろうが、絶対藍を連れ帰る。







視線を藍に戻し、藍の目を見つめる。







困った様に潤む藍の瞳が、オレを見つめ返した。







夜の少し乾いた空気を吸い込んで、思いと一緒に吐き出す。















「・・・・・・・・・・・・藍、NYに行かないで。 ・・・・・・・・・オレ、やっぱり藍とずっと一緒に居たいんだ。 藍と結婚したい」