『フッ』優貴の顔を見て、笑ってしまった。 優貴が、いかにも藍が言いそうな事を言うから。 ・・・・・・・・・・・優貴、随分藍に感化されたなぁ。 なんか、凄く嬉しい。 ---------------タッタッタッタッ。 藍の走る足音が聞こえてきた。 「・・・・・・・・・・・・違わない。 お父さん、頑張るから。 万が一ダメだったら慰めてな」 足で揺れるブランコを止め立ち上がると 「嫌だよ。 失敗したら絶交。」 優貴もまた、ブランコを降りた。