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約束した放課後。
あたしと竜季は2人で図書室を訪れていた。
図書室が学校の3階にあり、利用者はほんの数人だった。
ちょうど図書室の先生も在籍中だったため、あたしたちは資料があるかどうか、先生に尋ねることにした。
「先生。この学校の昔の出来事なんかが書いてある資料ってありますか?」
Uの字形をしたテーブルを挟んで、先生に聞く。
「学校の資料? たしかあったハズよ」
先生はそう言い、机のスペースから出てくるとあたしと竜季を案内してくれた。
地域の資料や県の資料などが置いてある、図書室の一番奥に、そのファイルは置いてあった。
分厚いブルーのファイルを手に取り「これよ、これ」と、先生はフィルにかぶった 埃を手で払った。
約束した放課後。
あたしと竜季は2人で図書室を訪れていた。
図書室が学校の3階にあり、利用者はほんの数人だった。
ちょうど図書室の先生も在籍中だったため、あたしたちは資料があるかどうか、先生に尋ねることにした。
「先生。この学校の昔の出来事なんかが書いてある資料ってありますか?」
Uの字形をしたテーブルを挟んで、先生に聞く。
「学校の資料? たしかあったハズよ」
先生はそう言い、机のスペースから出てくるとあたしと竜季を案内してくれた。
地域の資料や県の資料などが置いてある、図書室の一番奥に、そのファイルは置いてあった。
分厚いブルーのファイルを手に取り「これよ、これ」と、先生はフィルにかぶった 埃を手で払った。



