+++ 「…ん……」 鼻につく薬品の匂い。 目を開けるとうっすら広がる景色。 …ここは、保健室…? 頭が重い。 少し横を見てみると、そこには島野が。 「…目、覚めた?」 「あ…えっと」 あんまろれつが回らない。 「無理しなくていいよ。倒れたんだし」 …私、倒れたの…? 結局迷惑かけちゃったな。