『はい!ところで君太くんは、どこが楽しいと思えるの?』
「俺歌が好きなんだ。だから思う存分歌えるところだろうな。
あと、ファンが出来ることだ。
俺の顔に心臓撃ち抜かれてファンになる奴は大勢いるからな。
そいつらを見ていることが楽しいよ」
『君太くん、腹黒ですよね』
「あ?そうか?まぁこれが俺だからな。
変えるつもりは今後一切ねぇぞ」
『あはは!あたし、君太くんのマネージャーになれて、嬉しいです』
「お前はまだ見習いだろ。俺のマネージャーになれたとか、軽々しく言うな。
俺のマネージャーになるには、お前は100年早い」
『でも嬉しいんです。あたし、男の子とこんなに楽しく話せたの、君太くんが初めてですから』
「ま、俺もだな。俺女嫌いだから」
『あたしも男嫌いです。でも、君太くんのことは好きですよ?』
・・・は?
こいつ、今何て言った?


