「それじゃあ、俺の家族が漏らしたことになるじゃねぇか」
「その可能性が1番高いと思うよ。
君太の周りに、マネージャー志望の子はいないかな?」
「わかんねぇ。帰ったら探してみる」
「そっか。でもね君太。探すのは良いけど、慎重に探すんだよ?
君太が東堂の人間ってことは、世間には内緒なんだ。
東堂の人間だとバレれば、君太の過去があらわになるから。
そうしたらスキャンダルの餌食にされるからね」
「あぁ、気を付ける」
「下で待ってて。家まで送るから」
「わかった」
楽屋を近藤さんが出て行くと、俺は溜息をついた。
俺の過去があらわになるから・・・か。
俺の過去ねぇ・・・。
俺は荷物を鞄に詰め、下に向かった。


