こういう他愛もない会話が、俺は好きだ。
煌の馬鹿騒ぎも、明人さんの明るさも、真樹人さんの冷静な判断も、キノコさんのほんわかさも。
俺が南香央に逆プロされてなかったらわからなかった。
「あの~皆さん。準備できましたぁ?」
ゆっくりと楽屋に入る千海。
俺の彼女だ。
彼女はこの間、マネージャー研修じゃなくなった。
でもそのあとすぐにマネージャー養成学校に、無事合格した。
それを喜んだ社長が、また俺たちのマネージャーとして活躍することになった。
そして数日前。
俺から告ったってわけだ。
千海は俺の内面を見抜いた、珍しい人。
そして俺と南香央を別れさせた勇気ある人物。


