プリンセス×プリンス~anotherstory~




 メイドが流したはずの俺の悪い噂を消したんだからな。


 さすがお兄様だ。



「おはよーさん!君太!!」



「煌!おはよ」



「何―?何か良いことあったかー?」



「うん!俺、彼女出来たんだ!」





 俺は学校の門から校舎へと走り出す。




「「「「ええぇぇぇぇ――――!?」」」」




 後ろから男と女の声が混ざった叫びが聞こえる。



 朝から賑やかな奴らだな。



「あ、君太先輩!」


「おはようございます!」



「おはよう!」





 後輩ちゃんかな。



 何か初々しいな。