プリンセス×プリンス~anotherstory~





「ま、バイト感覚みたいな感じだから、あんまり気にしなくて良いよ。
丁度5人来るみたいだから、メンバー1人1人につけちゃうね」




「は?5人も来るのか?」



「みたいだね。君太にはその中にいる、唯一の女性みたいだよ?」




「は!?」




 なんで女なんだよ。




「そいつ、煌につけろよ。あいつ、女好きだしよ。丁度良いじゃねぇか」




「もう決まったことだからね。諦めな」




 ったく。ざけんじゃねぇよ。




 なんで俺だけ女なんだよ。




 わけわかんねぇ。




「もうすぐで来るはずだよ」




「そいつ、ここに来るのか?」




「そうだよ。カードも持っているしね」