「今から南さんのところに行ってくる」
「な、何言うつもり!?」
「君太くんと婚約するなって」
「そ、そんなこと言っても無駄だよぉ!
相手は南コーポレーションの子だよ?
庶民の私たちが立ち向かって勝てるような人じゃないよ?」
「庶民なら庶民の力を見せつけるだけよ」
「何言ってるかわからないよ!」
「じゃあ何?ここで諦めろ言うの?」
「それは言わないよ。私はちーちゃんを応援するよ!
でも、相手はお金持ちだよ?
庶民の私たちが・・・」
「それさっきも聞いたわ。
でも勝てないと決めつけるのは早いわ。
花鈴だって諦めずに立ち向かったんでしょ?」
「私!?私はお金持ちに立ち向かっていないよ?」
「朝太さんよ。朝太さん、東堂の人間でしょ?
お金持ちじゃない。
花鈴は庶民じゃない」


