プリンセス×プリンス~anotherstory~





「・・・何しに来たの?帰ってよ。俺疲れてんだけど」



「冷てぇなぁ。もっと良い子になれよ、君太くん」



「・・・お兄様にくんづけされたくないね」



「んん?そうかな?じゃあいつも通り呼ぼう」




 何、このお兄様。



 余裕オーラ出まくりなんだけど。





「君太。本心を、お前の本音を聞かせてほしい」



「・・・本心って何?全てはさっき言ったはずだよ。
あれが嘘偽りない俺の本心であり本音だ」



「さっきも言ったが、あれは本心でも本音でもねぇ。
言わされた感がありすぎだ。

もっと演技上手くなれよ。俺なんかより、ドラマ出てんだろ?
嘘のない演技ぐらい簡単だろ?」




「嘘なんてない。これを言えとも言われていない」




「ほぉ?俺に嘘つき続けられるかな?」




「嘘なんてついていない。これが本当の俺だ」