プリンセス×プリンス~anotherstory~





「こんなの、無駄以外の何物でもないね。

俺はもう『CHANGE』をやめたんだ。
梶原君太なんて存在しねぇよ。

学校も今のところより経営学を学べる学校に通うつもりだ。
俺は次期社長なんだからね。

東堂と縁を切ったお兄様はもう、俺に何も言えない。
もう関わりは持てないし、話せない。
関係ないお兄様は口出ししないでよね。

・・・邪魔なだけなんだよ」




 俺を睨んだ君太は、そのまま玄関へと向かった。




「待てよ君太!」



 急いで追いかけるも君太は迎えの車に乗り込み、行ってしまった。









『・・・邪魔なだけなんだよ』



『・・・邪魔なだけなんだよ』





 確かに俺は邪魔者かもしれねぇ。





 だがな、俺はお前の、東堂君太のお兄様なんだよ。



 諦めてたまるか。





 お前には、幸せになってもらいてぇからよ。