☆君太side☆
「どうされました君太くん。全く進んでおりませんわよ?」
「今日はちょっとお腹いっぱいなんだ。折角連れてきてもらえたのにごめんね?」
「大丈夫ですわよ。君太くんはお気になさらないで」
今俺たちがいるのは、目の前でナイフとフォークを使って食事を楽しむ南香央が連れてきた
有名三ツ星フランス料理店。
俺はハッキリ言ってフランス料理が嫌いだ。
ナイフとフォークを使って食事するなんて、餓鬼みたいだから。
だから俺の目の前にある料理は全く進んでいない。
今日、新田から和食誘われていたんだよな。
・・・俺、ちょっと楽しみにしていたのにな。


