「ありがとうございました」 玄関近くの喫茶スペースから聞こえた声。 これ、新田の声か? 「また何かあったら呼んでね」 これはかりんとうの声? なんか、懐かしいな。 「じゃ」 たった2文字の声。 お、お兄様・・・? 何でお兄様と新田の声がするんだ? 眠気が吹っ飛んだ俺は、走って玄関へ行った。