「周りから次の跡取りだと言われていた俺はそれを知ってから、今まで真面目にしていた勉強をやらなくなり、学校にも通わなくなった。
跡取りは俺だと信じていた兄と姉からは何でお前が社長にならないんだ、と言われた。
あの頃の俺は、相当狂っていたな」
ふっと寂しそうに朝太さんは笑う。
・・・朝太さんの隣に座る花鈴は、ハンカチを持ちながら号泣している。
意外に花林は涙もろいらしい。
「狂ったのは俺だけじゃなかった。
今まで跡取りになれなくても必死に努力を続けてきた君太はやる気を失い、
俺と共に行動するようになった。
あいつは色のない瞳で泣きながら壊れた人形のように笑い続けていた。
酒を飲んでいねぇのに呂律の回らない口調で呟くんだよ。
ぉにぃ様ぃがぃの人間はきぇろってな。
あの時の君太は本当に怖かったな・・・。
ちょっと俺引いたもん」
こわ・・・。
千海、リアクション薄いかな?


