「ガキと違ってこちとら用事が沢山あんだよ。取り敢えず、お前を呼び出した理由な。」 そういって、瓶底眼鏡……もとい美形……ああ、めんどくせー。鈴白さん!が、スマホを取り出した方とは逆のポケットから、何かを取り出した。 「…………まじ?」 俺は、それを何度も見たことがある。 ドラマやら、映画やら。 これ、あれだよな。 「警察だ。」 「何もやってねーんだけどっ?!」 鈴白さんのポケットの中から出てきたのは、警察手帳だった。