ラズベリー




とにかく、これで幸せと不幸。


新たな出来事と苦しさを知るように終わった。



周囲はなかなか静まることはなかった。




歯車は一時停止。


むしろ、歯車は少しずつ少しずつ狂い始めていた。



もっと早くに気付いていたら、


打ち明けていたら…。



こんなことにはならなかったのかなぁ。


違う道を歩んでいたのかなぁ。



今、後悔ばかりしています。



でも、優輝に嘘をついたこと。


許してなんて一生言えない。



だから、嫌って……。



顔も見たくないほど嫌って…。