「俺も好きになるとか初めて。
だからどうしたらいいのかわかんなくて、優衣を手に入れようとキスしてた。
わけわかんねえよな。
だから俺も優衣と一緒だよ。恋をするのもキスをするのも初めてだった。
それにしても優衣だってすごいモテてるぞ?優衣のことを好きなやつがいくじなしなだけ。
ていうか優衣、そんなことで悩んでたんだな。」



優衣の頭をくしゃっとする。



かわいいなこいつ。



「そうなの?なーんだ。龍太くんも一緒だね。
これから…よろしくね?」



やや上目づかいで言う優衣。



それは反則だぞ!





「おう!」



「あと…龍ちゃんって呼んでもいい?そっちのほうがなんか付き合ってるっぽい♪」



"龍ちゃん"かあ。



萌えるぞこれは!!!




「うん。」




今の俺の顔すごい照れてると思う。



恥ずっ。