「龍ちゃんごめんね~!寝坊しちゃった。…間に合った…?」



「大丈夫だよ。ほら、行こ?」



龍ちゃんは手を差し出してくれた。




「うん!行こ~。」




久々につないだ龍ちゃんの手はいつもと変わらずあったかかった。



幸せ。



「ねえ龍ちゃん?」




「なに?」




「大好き。」





「知ってるよ。」




「だよね♪」




「龍ちゃんはあたしのこと好き?」




「大好きだよ。」




「知ってるよ☆」











今日もなにごともない1日になると思ってた。