タロはまだクスクス笑っている。


「凛々が無自覚で王様も苦労するね。
凛々。僕らの関係は魔界人には理解出来ないからね。ほら、そんな目で僕を見るから、王様に殺されそうだ。」


「…無駄口はいい。さっさと帰れ。」


ジャスティスは鋭い目で睨み付けると門を指差した。