幸福死亡保護事務局

「今でも、時々思うんだ・・・あの時本当は、君じゃなくてわたしが死んでいたはずなんだ。それなのに・・・君は最後、笑顔でこの世を去った。」

「痛かった筈なのに。辛かった筈なのに。わたしの、わたしのせいで・・・」

それからどれくらいたっただろうか。いつの間にか涙はもう出なくなっていた。

心にはぽっかりと穴があいたような気持ちだった。