忘れられた記憶



「ようやく思い出した?」

隣には、真里香がいた。
血だらけの、真里香。

「でも優里香は何知らない。
あの日、なにがおきたのか。」


え?


「あの日、私達は何かの下敷きになった。
命にかかわる怪我だった。
でも、地震のせいで病院はこんでいて、手術できない状況だった。
どちらか1人なら手術できる。っとしったお父さんとお母さんはお前をえらんだ。

…私はそのまま死んだ。

お前のせいだっ!
お前がいなければ、私はもっと愛されたのに!
お前がいなければ、私はまだ生きていれたのに!

…だから、返して。
同じ人間は二人もいらないから。
だから、その体私にちょうだいよ。」


そういって真里香は私に近づいてきた。

嫌だっ嫌だっ嫌だっ
誰か助けて!!

声にならない声が私の中で響く、


「優里香!優里香!」
遠くで誰かが私をよんでるのがきこえた。

助けて!助けて!助けて!
そう叫んでも真里香はちかづいてくる

そのとき、誰かが私を抱きしめたのを感じた。

「ちっ。邪魔が入ったか。」
そういうと真里香はきえた。