家に帰ってきたはいいものの
さっきからずっと土方さんは無言のまま..
「あの..土方さ...」
「あかり、なんであんな奴といたんだ。」
「みんなで遊んでたんですけど..
送ってあげるって言われて..。」
「お前は馬鹿かっ！...あんな男
見た目だけで無粋な奴だとわかるだろうが！」
「すみません...。」
「...すまん。俺も声をあげすぎたな。
男ってのはな、女を守る役目があんだよ。
少なくとも俺は、そう思ってる。」
「女を...守る..。」
「いくら腹を立てようと、いくら納得いかなくても
女に手をあげたり、不埒な真似する奴は
ろくな男じゃねぇ。だから..気を付けろよ。」
