「不安に思うなら言いたいくらい好きって言えよ」 「…え!無理だよ!!!」 目を大きくして戸惑う涼。 「好きだって叫べよ」 「恥ずかしいから無理!!!」 想像したのか、顔を赤くする涼。 「恥ずかしがってるせいで、さようなら。とか嫌だろ?」 「…うん。がんばる」 少し不服そうに、でも頷く涼。 こうして俺は、相談に乗りながら涼を観察して癒されている。