…これで俺のけじめがついた。




涼に伝える前に、ちゃんと過去のことをしっかりとしておきたかったんだ。




そしてどんな結果でも涼と向き合いたい




好き、好きなんだ




今日こそそう伝える





涼、もう離さない




お前が離れていこうとしても俺の気持ちを伝えるまでは、絶対に離さない




涼が俺でいいって言ってくれるなら、本当にずっとずっと離さない




きっと離せない





それくらいに好きだから…





「…よし、」







俺は図書室のドアに手をかけた