そして2人組を見つけたとき、俺はさらに驚いた。 だって… 「…あ。優斗、どうしたの?」 涼しい顔をして立っているあいつーーーー朱莉と 横になって気絶しているさっきの2人組… 聞くのが怖い気もするが… 「…朱莉…お前こいつらに何したんだ…。」 「?何って…ちょっと投げ飛ばしただけ。たいしたことない。」 って、さらっと言うことじゃねえし! 大体、ちょっと投げ飛ばしたってなんだよ!!意味わかんねぇし!ちょっとじゃねえし! ったく… 「心配して損したわ…」