僕の手もね、絆創膏だらけの手になっちゃったんだ。 けど、苦じゃなかった。 君のためなら何だって出来るから。 ♪♪♪〜 あっ、僕のケータイだ! それにこの着信音は君からだ! この電話は浮かれていた僕を突き落とすものだった。 そうとは知らず嬉しくて嬉しくて声が裏返らないように、冷静に電話に出た。