翌日

「なに…?これ…。」

私はクラスに入って呆然と立ち尽くした。

机の上には、

ブスのくせに…
死ね
消えろ…

といった悪口が書かれていた。

「誰これ、やったの?」

誰も何も言わない。

なんで?

コソッ

「ブスのくせに親しげに裕也君と話すからだよ。」

「調子乗ってる。」

「裕也君も裕也君だよ。なんであんなブスとだけ話すの?」

あぁ、そうゆうことね。

くだらない。

そんなことくらいでこんなことするなんて。

多分他のみんなに話しかけても無視だろうな…と思い、捺加のところに行った。

「舞…ひどいね。だれがこんなこと…」

「ううん、いいんだ。関係ないよ。」

「てか、なんで裕也君と仲良いの?」

そう聞かれ、捺加に全て話した。

要君に誤解されたことも。

「ふーん。そっか。でも、裕也君の方が相性良かったりして?」

「はっ?!ないない!てか、捺加裕也君の事好き?」