そして、柑菜ちゃんの誕生日を明日に控えたある日。





「菫ー、ばいばーい」


「ばいばーい」




いつも通り帰っていく友達たち。






あたしも帰ろ。





と思ったら、





「菫」



誰かに呼ばれて…振り向くと、燈我くん。