うーん… プレゼントか… あたしはいっつも手作りのお菓子あげてるからな~ 柑菜ちゃんオシャレだし、香水とかアクセサリーとかかなぁ… あ、でもやっぱり… 「何でもいいと思うよ、大切な人から貰ったものは何だって、嬉しいものだよ」 燈我くんは少し黙ると、 「そうだよな、菫、サンキューな」 そう言ってあたしの肩をポンッと叩くと、じゃーな、と言って帰っていった。