するといきなり集まってきた女の子たちと、 どこかに消えて行った…… 「あーあ。アイツ珍しくカッコいい事 言ってんじゃん!…って思ったけど、 やっぱり、アレだね。」 「はは……でも、拓斗くんはああじゃなきゃね?」 「だよなーあ!愛結帰ろうぜ~」 あたしと莉生ちゃんは 並んで校舎を出、中庭を通り 正門とは違う裏門から帰ろうと裏門に向かった。