れいかは仕事を終えたその日の夜、オカメにメールをする。
[今日は偶然あってびっくりしちゃった!オカメちゃんにお話しなきゃいけない大事なことがあるの。]

そうメールを打つとオカメからメールがくる。

[大事な話しって?]

[今オカメちゃんが働いてるお店ってどこ?本当はやめたいんじゃないの?]

そうれいかがメールを送るとしばらくメールの返信が滞る。れいかはオカメから返事が来る前に続けてメールを打つ。

[やめられないのなら、私がお話しにいってあげる。あなたは、ずっと斉藤さんを信じて止まないみたいだけど、じっと耐えてるオカメちゃんを見てられないのよ。昼も夜も働いて可愛そうに…。]

するとオカメから返事が来る。

[ほんとはずっと言えなくて…]

れいかはやっぱり自分の思った通りだと思い、オカメに電話をかける。

れいか(あ、もしもし?今お話大丈夫?オカメちゃん、明日にでも店に話しをしにいこう。)

オカメ(は、はい。ありがとうございます。色々…)

れいか(何言ってるのよ!人として当然なことをしてるだけよ!じゃあ、明日また昨日の場所で17時くらいにお茶でもして待ち合わせしましょう!)

そうれいかは約束をした。