誰もしらない世界

その翌日も、そのよく翌日も歩は杉浦のために米村を、愛したフリを続ける。

歩は焦る。

歩(見つからない…)
米村の私物やデスクの中を探してもそれらしき情報は見つからなかった。

米村はいつものように歩が自分の物であるように振る舞い始める。
そんな、米村を見て歩は自分に罪悪感を覚え始める。

歩(一体いつになれば見つかるのだろうか…)

歩はそんな風に思った。
その傍ら、杉浦からは容赦なく歩に電話がかかる。

杉浦「まだみつからないのか」

歩「ちょっと待ってください。もう少しだから…」

米村に嘘をつきながら杉浦を愛する歩は杉浦の為に懸命にデーターの大元を必死に探す毎日が始まる。