誰もしらない世界

れいかはパーティー会場を後にすると杉浦のあらかじめ用意したホテルの部屋へと男をつれこもうとした。

エレベーターで31階まであがり、40部屋入っているホテルの赤い絨毯を二人は進む。そして、3157号室の前に二人は止まる。
れいかが部屋の鍵を、あけようとすると男はびっくりした様子でホテルの部屋の前で立ち止まる。

男「あ、あの…まさかここで飲むんですか?」
男はなりやまない心臓の音を隠すように顔を赤らめてれいかに問いただした。

れいか「そうよ?」
そうしてれいかは微笑み、男の手を引いた。

立ちすくむ男の手をれいかは強引にひいた。

れいか「さっ、入って入って!」

そう言って男を、ベッドへと座らせた。

れいかは予め用意していた赤ワインを用意してグラスに注ぎ込む。

そのワインを二つ持って男の隣へと密着して座った。

男「…………」
顔を赤らめながら男は黙っている。

れいかはそんな男を、みてふふっと笑い声をかける。

れいか「ねぇ。顔あげて?」

そういってれいかは口にワインを含み男の口に流し込んだ。
男はあまりに大胆なれいかの行動にびっくりしたのか、ワインを口に含んだまませきこんでしまった。

ズボンに先程パーティーで汚れたワインの汚れ以上に派手に赤くズボンがそまる。

れいかはそんな男に抱きつきこう言う。

れいか「あーあ…これ、そのまま放っておけないですね。」

男「あ、いえ。いや…」

れいか「私がここまで、しているのに、まだ気がつかないんですか?」

男の耳元でれいかが囁く。
れいかは男に体を密着させる。

男はびっくりして聞き返す。

男「えっ…?」

れいかはまた男の耳元で囁く。

れいか「今夜だけぢゃなくて、これからも仲良くしていきたいの。色んな意味で。」
そう言ってれいかは男の耳元で不気味に笑みを浮かべた。

男はたまらずれいかを押し倒した。
れいかは抵抗し押し倒す男を嫌がるそぶりを繰り返した。
れいか「やめてください。」

ドレスの片ひもが肩からおちる。

れいか「やめてよっ!」
男は荒い息を切らしながら言った。

男「き、君が誘ってきたんじゃないか!」

そう言ってれいかの首もとに強引にキスをした。
れいかは両手で男を押し退けようと必須に抵抗するが男がドレスの下の裾に手をのばす。
れいか「きゃー!誰かっ!」

そう叫ぶれいかの部屋に二人組の男がれいかに襲いかかる男の体を引っ張って机に突き飛ばした。

男は突然のできごとに度肝抜かれた。
男「な、なんなんだよ!お前らは!」

れいかが体をおこし笑う。
れいか「あははっ。おかしいっ笑」
乱れた服を正しながられいかが笑う。

れいか「ふふっ…」

男「な、なんだお前、自分から誘っといて!」

外から来た男二人が米村の側近の男の腕をつかむ。

れいかは男の顎をつかんでいい放った。

れいか「あんたみたいなキモ男に、この私がなびくとでも思ったの?さぞおめでたい頭の中なんでしょうね!」

ふんっとれいかは笑い男をどついた。

男「な、なんなんだよ!この、あま…」
そう言いかけた男に間髪いれずにれいかがいい放った。

れいか「今の私があなたにレイプされる様子、そこのビデオカメラで撮影済みだから。」
そう言ってれいかは、テレビの上においてあるカメラを指差し勝ち誇る笑みをうかべた。