誰もしらない世界

れいかは微笑みながらまたハンカチでズボンを拭いた。
こぼしたワインを拭き取り終わると、れいかは男からお礼を言われた。

側近の男「すいませんね、ありがとう。」

美しいれいかを目の前に少しびっくりした表情を浮かべていた。

れいか「あはは、スーツ汚れちゃいましたね。でも怪我じゃなくてよかったです。」

れいかはふふっと笑った。そして男に更に話しかけた。

れいか「どちらの会社の方ですか?もしかして、あの有名な米村社長の会社の方ですか?さっきまで仲良く話してらっしゃったから…」

側近の男「そうですよ。あれ、社長をご存じなんですか?」

れいか「いえ、昔一度お会いしたくらいです。それより…」