れいかは逮捕されたはずなのに、何故出てこれているのだろうか…歩は不審に思うばかりだった。
そして、唐突になぜこんなにも自分の邪魔ばかり入るのかわからずに頭を、悩ませていた。

その頃、歩がうかれている一ヶ月間の間、杉浦はれいかのいる場所に男を送り込んだ。
面会の場所へとれいかの知らぬ男がれいかの面会をしにきた。

れいかは知らぬ顔の男に首をかしげ、警察官の男に問いただす。

れいか「だれ?私知らないわ。あんな男。」

警察官「君の親族の代理人できたらしい。」

れいか「そう…」
れいかは首を、かしげながらも返事をし、一枚のプラスチック越しに話をした。

見知らぬ男「コンニチワ。キョウステキナシラセシニキタ。」
日本人ではないその男は片言でいう。

れいか「はぁ?てか、あんた誰よ。」

見知らぬ男「スギウラノタノミデ、ココニキタ。」