誰もしらない世界

仕事が終わり、歩はふと米村の言葉が頭の中でリピートする。

君が商品の広告塔になればいい…か。
世界に一つだけしかない私だけのブランドかぁ…歩はその言葉に不思議な気持ちをいだいていた。私だけのブランドを作ってみたい…だけど…
そう思いながら歩は遠くを見る。
だけど…私は…私は人殺し…。

歩はふいに過去を思い出す。胸のざわつきはしばらく続き、歩はとっさにケータイでオカメに電話をかける。


その頃、杉浦は仕事を受ける交渉をしていた。
杉浦の、ポケットから音がする。


ブー
ブー

杉浦はポケットからケータイを覗くと歩からの、着信だった。