猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ



どれくらい経っただろうか。


したからの喧騒は収まり、決着がついたのかと思わせる。


息を飲んでドアを見つめてると、血を流した圭人が無表情で現れる。


嬉しいはずなのに、嬉しいはずなのに


「圭人!後ろっっっっいやっ!」


大きく振りかぶって振り下ろされた鉄パイプが圭人のかたに命中した。


…いやだ、そんな。


苦痛にゆがんで床に伏せる圭人。