「翠。」 いつの間にか部屋に戻ってきた圭人。 「ぼーっとして、何考えてたの?」 頭を撫でられながら聞かれると隠し事なんてできなくて 「ん、圭人との今まで。」 素直に答える私。 「ふーん。じゃあなんで千と千○なんて見てるの?」 怪訝そうにテレビを見つめる圭人。 「圭人たちがいなくて超絶暇だった。」