猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ



「夏帆は悪鬼の姫だったわよね?」


翠が口を開くとその通り、と言う。


「あいつ俺のことまだ好きらしくてさぁ?総長の女なのに。

俺が青潰したいって少しいえばすぐに総長に頼んでくれてさ。
本当にバカな女、俺が翠目的なんて気付いてないだろうな。」


「最低。」

翠の声は冷たくて、侮蔑が声音にこもってる。