猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




…こいつ、無理。

俺は無言で蹴りを繰り出した。


「おっとー!」


喧嘩のたしなみはあるのかひらりとよける。

が。

俺の前にそんなものは意味を持たないけど。


「ぐっ…かはっ……」

対した手応えもなく床に倒れこむ男。