アイスのために面倒な学校も我慢してやろう。 「餌付けだな。」 そう言ってふっと笑って私の頭を撫でる。 「せっかく櫛いれたのに。」 とかいうのも照れ隠し。 いつまでたってもこの照れ臭さと気持ち良さには慣れることができない。 「ほら、行くぞ。」 それにコクリと頷いて、私たちは一緒に部屋を出た。