猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




あ〜〜、おれ、めちゃ翠のこと好きだ。



「あ、花火始まっちゃった。早く行こう?」


空に打ち上がり始めた色とりどりの花が夜空を飾る。


「…こっちおいで。」


俺はそう言うと足早に翠の手を引いて歩く。