猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




隣を見ると、相変わらず無表情で歩く翠。


その人見に浮かぶ色は喜びで、来てよかった、と思った。


「人混みとかうっとおしいと思ってたけど、圭人となら苦ではないわ。」


そう言ってふふっと笑う翠は、始めてあった時より感情豊かで素直になった。


この前それを言ったら、私の台詞、と言われてしまった。