猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




「すいちゃん寝ちゃうから。」


そう言ってブスッとする圭人に固まる私。


…け、圭人、ふてくされてやけ食いしたの!?


「よしよし…」


呆れながらも嬉しく思って頭を撫でてやると、ふわっと相好を崩した圭人は私にキスを落とす。


「どうしちゃったの、黒猫総長さん。」


餌をごねるようにキスをせがむ圭人はやっぱりいつもと違う。


「大好き。」


こんなのも、夏の終わりの思い出。