拍子抜けだわ…。


木々に囲まれた道路を心地いいくらいのスピードで走っていく青。


夏の夜の空気がひんやりと体を駆け抜けて気持ちがいい。


もっとこう…ブンブン落とさせて猛スピードで町中を駆け回る的なのが走りじゃないの?



と思いながら、心地のいい速さに安心しながら圭人の背中に身を任せる。